2日目 湧別に向けて

道の駅 しんしのつ出発

 「道の駅 しんしんののつ」の朝は昨夜のジンギスカン食べ放題と道の駅の温泉のおかげで目覚めが良かったです。元々、皆様車中泊の仲間の朝は早いですね。悪気はないのでしょうが、朝はあちこちから聞こえる音で私も早朝に目が覚めました。朝の午前4時過ぎの目覚めです。そして次の目的地に向かうため、国道231号線を走るために、途中経由地「JR石狩当別駅」に向かいました。気温は涼しい感じで快調です。(気温17.9度)

JR石狩当別駅 到着


 道の駅しんしのつを車で出て、すぐにJR石狩当別駅に到着しました。時間は午前5時です。駅前には右の写真のような大きなフクロウが当別の名所を案内してくれています。ここから、おそらく道道81号線を抜けて、国道231号線を北上する予定です。少し車で走り始めて、すぐに窓を全開にしました。北海道の空気は快いですね。(気温17.7度)

道道81号線を走る写真ギャラリー

 この写真には何気なく道路のはしに祝物がたくさん生えていますが、それぞれが本州にはなく、北海道独自の植物です。(ただし、青森や高い山にも似た植物はあるでしょうが)

 多くの北海道旅行者はこのような豊かな北海道の自然に気が付いているのかな。北海道の観光地の植物園に収まり切れない自然の豊かさが、何気ないドライブで見ることができるなんて、贅沢ですね。

あいロード国道231号線を走る

 車の窓を全開にして気分よく国道231号線を走っています。(気温18.1℃)「あいロード」と呼ばれています。


浜益海浜公園到着

 浜益海浜公園に到着しました。時刻は午前6時半くらいです。ここから、国道231号線を暑寒別岳のふもとをぐるりと回ります。(気温19.0℃)

あいロード⇒萌える天北オロロンルート

 地図を見ると石狩市を走る間は国道231号線は「あいロード」と呼ばれていますが、増毛町に入ると国道231号線は「萌える天北オロロンルート」と呼び方が変わるのですね。以前、この国道231号線は2005年頃の北海道バイクツーリングで、後ろタイヤのバーストを心配しながらのいのちがけで走ったことがある思い出の道です。

暑寒町一丁目の交差点付近

 「暑寒町」とは面白い名前ですね。熱いのか寒いのかはっきりしてといいたい町名ですね。ま、北海道ですから寒いののでしょうが。車は増毛町に入ってきました。近くに増毛役場、増毛港、エネルギー館があるそうです。近づいてきた交差点、「暑寒町一丁目の交差点を直進すれば増毛港です。目的地、稚内に行くには、交差点を右折し、深川、留萌方面に向かう予定です。(気温20.7℃)

増毛郡増毛町南畠中町8丁目交差点

 「増毛郡増毛町」って面白い地名ですね。昔の探偵ものドラマで仲間由紀恵さんと阿部さんが出演していたもので、よくそのドラマ中に「増毛」という地名がでていましたね。思い出すのは「すべてお見通しだ」が有名なセリフでしたね。(気温20.7℃)

留萌駅到着

 国道231号線を北上してきて午前8時、留萌駅に到着しました。(気温19.4℃)

留萌駅周辺の写真ギャラリー

幌富バイパスで稚内へ

留萌駅を越えるとほどなくして、国道は232号線に切り替わります。そして3時間ほど走ると「天塩郡天塩町下サロベツ」で萌える天北オロロンルートは「幌富バイパス」に合流する。このバイパスは新しい国道40号で無料の自動車専用道路です。幌延町元町と豊富町東豊富を結ぶ約11キロの道路です。(気温22.0℃)

幌富バイパス(国道40号線)を走る

「幌富バイパス」の最高速度制限は70キロです。しかし、現実は80キロ以上で走行されています。

 このバイパス非常に走りやすいです。(気温22.2℃)

稚内港・北防波堤ドーム到着

 埠頭が戦前・戦中に樺太航路の発着場として使用されているとき、ここを通行する車や鉄道を波から守るために昭和6年から11年に建設された防波堤です。樺太へ渡る人々でにぎわった当時はシンボル的なものでした。

 設計者は北海道大学を卒業された当時26歳の土屋実さんだそうです。

 また、お腹もすいてきましたので、近くの「相沢食品館」でお腹を満たしました。

 昼になりましたが、やはり北に来たのだなという涼しさでした。(気温18.1℃)

 

稚内港・北防波堤ドーム付近写真ギャラリー

 稚内港を出て宗谷岬に向かい、宗谷湾に沿って「宗谷ヒストリロード」と呼ばれる国道238号線を車を走らせました。

宗谷岬付近の写真ギャラリー

 午後1時30分頃、宗谷岬に到着しました。しばらく、観光したのちに本日の宿泊地「道の駅 かみゆうべつ温泉 チューリップの湯」に向かうために車を出しました。

 しばらく走ると、萌間山付近で国道238号線は「宗谷ヒストリ―ロード」から「オホーツクホタテロード」と呼び変えられます。(気温17.5℃)

猿払村到着

 午後二時頃、猿払村到着。そして、猿払村のポロ沼辺りで国道238号線は「サルフツビレッジロード」と呼ばれます。(気温17.2℃)

 

幸枝町・神威岬公園到着


 午後三時頃、幸枝町にある「神威岬公園」に到着しました。(気温18.4℃)

宗谷岬を出て、猿払村、幸枝町(神威岬公園)写真ギャラリー

本日の宿泊地「チューリップの湯」

 本日の宿泊地「道の駅 かみゆうべつ温泉 チューリップの湯」に到着しました。時刻は午後6時半頃です。

 この道の駅は車中泊利用者にも利用しやすい駅です。駐車場はタップリの普通車414台も停められます。また、旅の汗や疲れを流せる、天然温泉を備えています。費用も大人500円とお手軽です。清潔感のある建物の内外施設も感じが良いですね。

 到着直後の気温はさすがに少し、寒さを感じる程度でした。(気温16.0℃)しかし、その後、24時に気温12.3℃と冷蔵庫の中の気温になりました。8/15の22時から8/16の午前2時までは気温が13℃です。寝るための耐寒装備が必要です。


 駐車場も道路を挟んで二面あり、車中泊できそうな場所を探すのも楽ですね。また、右の写真のような鉄道好きが喜びそうな鉄道資料館もあります。入場無料です。

 ただし、車中泊は最悪でした。何が最悪かというと、それは北海道の寒さです。前日の道の駅では札幌に近かったので、ジャージに掛布団のような布で何とか一晩過ごせました。そのときの気温は17℃から18℃でした。しかし、この上雄別の道の駅の寒さは別格でした。深夜の気温は12.3℃まで下がりました。温泉上がりの火照った状態で寝入りましたが、深夜に体が寒さで悲鳴を上げて目覚めました。体の震えが止まらない状態を初めて経験しました。本当に死にそうな寒さでした。念のために用意した寝袋で何とか寒さをしのぐことができました。しかし、車中泊の車の状態はまるっきり違っていました。前日の「しんしのつの道の駅」とは異なり、朝起きると「かみゆうべつ温泉」の道の駅では、前日の寝る前は満杯状態でしたが、早朝に目覚めると数台しか駐車場に残っていませんでした。特に残っていたのはキャンピングカーなどの断熱装備が十分で住環境に配慮が施してあるものが多かったように思います。